不動産コラム

blognews 売主は不動産購入者が外国籍という理由で断れるか?

売主は不動産購入者が外国籍という理由で断れるか?

こんにちは😀

業界23年目の不動産コンサルタント
坂口 貴長隆です。

 

今回は、売主様から頂いた質問で

自分の不動産を売る時、購入希望者が外国人だった場合、日本人以外には売りたくないので断っても問題無いですか?

ということについて回答します。(弁護士にも確認済)

 

先に蛇足ですが、賃貸の場合は国交省のガイドラインによって、外国籍であることを理由に入居を断ることは人権侵害になります。

これは「住む家が無いと生活に困るから」というのが根拠。

 

では、売買の場合はどうか?

 

不動産売買については、原則として「契約の自由」が認めらるため、基本的には「誰と契約するか?」は自由だということになります。

ただ、自由とはいえ、「国籍」を理由として断るのは、自分が逆の立場だったらどうでしょうか?
正直言って、気持ちよくありませんよね。

 

つまり、社会通念上では問題あるでしょってこと。

 

なので、どうしても外国籍の人に売りたくない場合は、販売活動を始める前に売却の担当者と意思疎通しておく必要があります。

そうすれば、売却の担当者はプロなので、角が立つような露骨な断り方はせずに、「家族間で方向が決まらず、保留になっている」など、相手が傷つかないように柔らかく断ってくれます。

 

困ったことがあれば、仲介のプロに任せれば大丈夫です。

もし、より早く解決したい問題がある場合は、下記まで「ホームページの記事を見た」とお気軽にお電話下さい☺

 

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