不動産コラム

blognews 堺市・松原市にある戸建賃貸(収益物件)のオーナーチェンジならいくらで売れる?

堺市・松原市にある戸建賃貸(収益物件)のオーナーチェンジならいくらで売れる?

こんには😀

宅建士26年目で不動産コンサルタント・リアルター代表の坂口貴長隆です。

今回は、不動産の売却相談でも割とよくある堺市松原市にある、賃貸物件として活用中の収益物件(築40年以上の木造住宅)を売るならいくらぐらいで売れますか?という質問にお答えします。

 

オーナーチェンジ物件の売却相場

堺市および松原市において、築40年以上の木造戸建(オーナーチェンジ)を売却する場合の価格相場は、
おおよそ 300万円〜800万円 がボリュームゾーンとなっています。

投資家が購入の指標とする表面利回りは立地にもよりますが、 13%〜15%(最低でも10%以上)が現在の目安です。

 

1. 価格決定のメカニズム(収益還元法ベース)

築古の収益戸建は「現在いくらで貸せているか(想定されるか)」から逆算される利回りによって、価格の大部分が決定します。

 

堺市・松原市における築古戸建の家賃相場は 月額4万円〜7万円 程度が多く、これをもとに計算されます。

  • 家賃が月額5万円(年間60万円)の場合の売出価格イメージ

    • 利回り 10% の強気設定 = 600万円

    • 利回り 13% の標準設定 = 461万円

    • 利回り 15% の保守設定 = 400万円

 

2. 価格評価を大きく左右する「建物の状態」

築40年超となると法定耐用年数(木造22年)を大きく超過しているため、銀行評価上の建物価値はほぼゼロとなります。しかし、実際の市場取引においては、建物の構造的なコンディション修繕履歴が投資家の利回り要求(リスク評価)に直結します。

マイナス査定になりやすい要因

雨漏り(屋根や外壁の劣化状態)、シロアリ被害、基礎や柱の傾き、給排水管の寿命など、軀体やインフラに関わる致命的な劣化が見られる場合。買主は購入直後、あるいは将来の莫大な修繕費を懸念するため、利回り 15%~20% 以上の高いリターンを求め、価格は300万円円台に落ち込みやすくなります。

 

プラス査定になりやすい要因

過去に屋根の修繕(葺き替えやカバー工法)、外壁の防水処理、水回りの更新など、建物としての寿命を延ばす手当が適切にされている場合。突発的な修繕リスクが低いため、投資家も安心して 10%〜13%台 の低めの利回り(=高めの売却価格)で買付けを入れてきます。

 

3. 買主の属性と取引の特性

築40年以上の木造物件は、一般的な金融機関の収益物件ローンを利用することが非常に困難です。そのため、ターゲットとなる買主は以下に限られてきます。

  • 現金(キャッシュ)決済が可能な個人投資家

  • 日本政策金融公庫などで無担保枠を使える実績ある投資家

  • 将来の建替え用地としての価値を見込む地場の不動産会社

ローン特約による白紙解約のリスクは低いというメリットがある反面、手金を出動させる投資家は物件の「実質的な状態」や「将来更地にしたときの土地値(出口戦略)」をシビアに見極めます。

 

4. エリアごとの傾向

  • 松原市: 車社会の側面も強いため、カースペースが1台分でもあるとファミリー層の安定した賃貸需要が見込めます。駅から少し離れていても、実勢の土地値が底支えになるケースが多いです。

  • 堺市: 堺区や北区などの駅徒歩圏内であれば、利回りが多少低くてもスピード成約しやすい環境です。一方で南区や東区のバス便エリア、あるいは前面道路が極端に狭い、再建築不可などのネックがある場合は、価格を抑えて利回りの見栄えを良くする必要があります。

 

売却時のポイント:

賃貸借契約書などの事務的な引継ぎ書類はもちろんですが、過去にどのような修繕・メンテナンスを行ってきたかの記録を詳細に提示することが、不要な指値を防ぎ、相場の上限で売り切るための強力な材料となります。

 

堺市・松原市の収益物件の売却は
リアルターまでご相談下さい

TEL:072-350-5725
受付/10:00~19:00

 

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