blognews 堺市や松原市にある築古の中古住宅を売りに出した場合、売れるまでの平均的な期間はどのくらい?

宅建士26年目で不動産コンサルタント・リアルター代表の坂口貴長隆です。
今回は、堺市や松原市で相続した空き家になっている実家などを売りに出した場合、どのくらいの期間で売れるのか?というご質問をいただくことが多々ありますので、御参考になればと記事にしてみました。
大阪府堺市および松原市で築古の中古住宅(一般的に築20年〜30年以上の戸建て)を売却する場合、消費者向けにポータルサイトなどで売り出してから引き渡しまでにかかる平均的な期間は、約3ヶ月〜6ヶ月が目安となります。
大阪府全体の中古戸建て売却にかかる平均期間は約5.6ヶ月というデータもあり、築古物件の場合は物件の状況や売り出し価格によって、販売期間が長引くケースと早期に売れるケースに分かれます。
期間の内訳と、築古物件ならではの傾向について詳しく解説します。
売却期間の一般的な内訳(約3〜6ヶ月)
売却活動は主に以下の3つのステップで進みます。
1. 売却準備・販売開始まで(約1〜2週間): 不動産会社への査定依頼、媒介契約の締結、物件情報の収集、写真撮影や広告作成などを行います。
2. 販売活動(約1〜3ヶ月): ポータルサイト等に掲載し、購入希望者の内覧対応や条件交渉を行います。築古でも古すぎる(築40年以上の)物件の場合、ターゲット層が少し絞られるため、販売期間が1年以上かかることもあります。
3. 売買契約〜決済・引き渡し(約1〜2ヶ月): 買主が見つかり売買契約を結んだ後、買主の住宅ローン審査や、売主側の引越し・不用品(残置物)の撤去、所有権移転登記などの手続きを経て引き渡しとなります。
堺市・松原市における築古物件の売却傾向
堺市も松原市も、大阪市内へのアクセスが良く(御堂筋線、阪和線、南海線、近鉄南大阪線など)、ベッドタウンとして実需の戸建てニーズが安定しているエリアです。築古物件の売却では、以下の点がポイントになります。
「古家付き土地」としての需要: 日本の不動産市場では、木造戸建ては築25年を超えると建物の査定価値がほぼゼロになることが多く、実質的には「土地」としての売買になります。
堺市や松原市で注文住宅を建てたい層や、安く買って自分好みにフルリノベーションしたい層に向けて、地域の土地相場に沿った適正な価格設定をすれば、比較的スムーズに売れる傾向があります。但し、不動産業者に相談する前に解体してしまうのは損する場合がありますので要注意です。
境界確定やインフラ整備の状況: 堺市や松原市の古くからの住宅地では、隣地との境界が曖昧だったり、私道負担の取り決めが複雑だったりするケースが見られます。
これらを明確にするための境界確定測量(概ね3~4カ月間・費用相場は60万円~100万円程度)や、権利関係の整理が必要になると、販売開始や引き渡しまでに想定以上の時間がかかることがあります。
売却期間大きく違う選択肢
相場に合わせた価格設定(売却仲介): 少しでも高く売りたい場合、不動産会社に間に入ってもらう「売却仲介」で買主を探しますが、相場より高く売り出すと1年以上売れ残るリスクが高まります。「3ヶ月以内で売れる想定の適正価格」を見極めることが重要です。
スピード重視の「買取」: もし「半年も待てない」「内覧対応などの手間を省きたい」「古い家財道具の処分が面倒」という場合は、不動産会社に直接買い取ってもらう「不動産買取」という選択肢もあります。売却価格は市場相場の5〜7割程度に下がりますが、買主を探す期間が不要になるため、最短1~2週間で手続きを完了(現金化)できます。
物件の広さ、駅からの距離、接道状況(前面道路の幅など)によって需要は大きく変わるため、まずは売却のスケジュール感を含め、地元の相場に強い不動産会社に査定・相談をしてみることをお勧めします。
堺市・松原市の相続不動産の売却相談は
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